サルデーニャ州ルーラスから新たな造り手『イラリア・アッディス』日本初入荷のご案内です!
イラリアアッディスの物語は1960年頃に祖父母が数ヘクタールの葡萄畑を購入した所から始まり、そこから大きなワイナリーへ葡萄を納入し始めます。 その後家族は、2000年代初頭にワイナリー設立に向けて醸造所を造り、醸造設備等も購入していきましたがその計画は半ばで頓挫してしまします。 イラリアはその頃大学の建築学科を卒業。その後、ワインの世界に引き込まれていく中でソムリエの資格を取得し、自身や家族の夢であったワイナリーの設立のため、ビオディナミを学んでいきます。 その後、2017年に母親になったことがきっかけとなりそれまで夢で終わっていたワイナリーを設立し、2018年からワイン造りをスタートしていきます。 試行錯誤を重ね2021年にようやく自身のワイナリーとしてイラリア・アッディスをスタートし、ヴェルメンティーノを主体としたワインをリリースできるようになりました。 畑はDOCGヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラのエリア内にあり、2016年から銅や硫黄での処理は一切行われず、化学除草剤の使用は約10年間禁止しております。 除草作業については葉が落ちてから発芽までの冬~春頃にかけて近隣の農場から約80頭の羊の群れがやってきて雑草を食べ、そこで糞をすることで天然の肥料となります。年によってはマメ科植物の緑肥も行います。土壌も羊たちの自重で適度に肥やされトラクター等を使用せずに最適な状態に保たれるのです。 葡萄は機械を使用せず全て自重とハンドプレスになるので約50%の収量しか得られないため、フレッシュでピュアなワインに仕上がり、亜硫酸の添加も瓶詰め時に極少量行うのみです。その後のラベリングや蝋キャップも全て手作業で行います。 先祖から受け継いできた土地の価値を最大限に尊重し、本物の愛、情熱、熱意をすべてワイン造りに注いでいるワイナリーです。
ILARIA ADDIS
2021年からスタートしているワイナリーで、滋味深いピュアな果実味を楽しんでいただけます。全体的な生産本数も少ない為入荷数も限られた数量になりますが、是非ご検討ください!