シチリア州イスピカにて厳格な有機栽培を実践するリオファヴァーラより、日本初入荷のご案内です!
リオファヴァーラは1920年からイスピカで100年以上葡萄の栽培を続けており、1993年から自社で瓶詰めを始めました。その数年後に現オーナーのマッシモが引き継いだ後、そこから10年かけてワイナリーを整備し、有機栽培への取り組みを開始すると共に生産技術を磨いていきます。 有機栽培に熱心に取り組んでいる中で、数年前にイタリアのある公式認証機関が緩すぎると判断した彼らは自らその組織を脱退し、現在は自身が信頼をしている機関のビオアグリチェルト(生産から加工、瓶詰めまでのサプライチェーン全体を認証)とヴィンナトゥール(生産と管理過程を主に認証)から認証を得ています。そして、平均的な収量も35~40キンタル/haと毎年低収量を維持しており、高い品質も同時に追及しています。 シチリア南東部のシラクーザ、イスピカ、パキーノのエリア一帯はヴァル・ディ・ノートと呼ばれている地帯でとても乾燥しており、その気候を好むネロ・ダーヴォラの起源の土地でもあります。特に石灰岩が多く、水はけの良い粘土質土壌であるイスピカは地中海のニュアンスを含む、フルーティーで複雑味のあるワインになると彼は言います。イスピカの土地を最大限に表現した高品質なワインを作るために現代の技術を惜しみなく活用し、同時に持続可能な農業のため有機栽培に対しても徹底的に取り組む妥協無きワイナリーです。
地中海ワインらしい石灰由来のミネラル溢れる味わいを是非お試しください!