MASSERIA CUTURI

１８８１年から現代まで葡萄畑を守りながら続いている、マンドゥーリアで初めてプリミティーヴォが植えられたワイナリーです。畑は１年を通してイオニア海から吹く潮風や太陽の恵みを存分に受けており、海からの風が葡萄の房に『塩』の層を放出させ、ワインに豊富なミネラルを与えています。ここに植えられたプリミティーボは、鉄分が豊富な第四紀の堆積物の層の下に白亜紀の石灰岩で構成された土壌で、他のプーリアの黒ブドウよりも早く熟すと言います。　２００８年に全ての葡萄畑を植え替え、そこから有機栽培への取組を実践しており、農薬・殺菌剤・除草剤・化学肥料や合成肥料を使用せず有機栽培のブドウのみを使用し、手作業で畑を耕しています。さらに再生可能エネルギーや軽量ボトルを使用し、コルクにはサトウキビ由来の原料から得られたコルクを使用しています。　有機農業を地域全体で長く持続させる事を目標に東ターラント海岸の自然保護区と協力して生物を保護する活動も行っており、『良いワインとは土地から与えられる』という信念から、ワインメーカーのヴァレンティノ・キアーラを中心にマンドゥーリアの個性をそのままの形で表現することを目指し、脚色の無いストレートなプーリアワインを生み出しています。