


MARE LIBERO 2023
※5月初旬頃入荷予定
自由な海と命名されたこのワインは、海から1kmにあるブドウ畑の上を絶えず吹く海風に捧げられています。マヌエルのヴェルディッキオの解釈は、海風がブドウ園にもたらす香りを存分に表現するワインを生み出すことを目指しており、際立った風味と塩味、地中海エリアの低木地帯特有のバルサミコの香りが、白と黄色の花、柑橘類、豊かさを与える粘土石灰質の土壌と絡み合っています。海辺エリア特有の香り高く口当たりが「なめらか」なワインを目指しています。12.5%

GLARUS 2021
※5月初旬頃入荷予定
ワイン名はマヌエルの妻の出身地であるブルガリアの言葉で『カモメ』を意味しています。より長いマセレーションとバトナージュにより、海の爽やかな香りだけでなく粘土質土壌由来の味わいの強さも感じることができます。それはまさに爽やかな風が吹く穏やかな海でも、強い波の荒れた海でも岩の上に留まるカモメ(GlaRus)のように。12.5%

COLFONDO 2021
※5月初旬頃入荷予定
コルフォンド(col fondo)とは瓶底にたまる澱を表現しています。発酵は終了していますがブドウ畑そのものの香りが底部の澱にそのまま残っており、更にワインは澱とともに熟成するにつれて洗練され続けていきます。このスパークリングワインは1622年(実際には1400年頃からのマルケ州の伝統的な方法)にスカッキオ教授がマルケ州で生み出した世界最古の瓶内二次発酵方法『メトド・スカッキ製法』のスパークリングワインです。悪臭を生み出してしまう為、この製法では翌年に収穫されるブドウが完璧な状態でないと難しい製法になります。瓶内二次発酵後も澱引きをせずに合計36ヵ月以上の熟成期間を経てリリースされているので、香りは溌剌としており、旨味も非常に豊富です。最近この製法が注目されイタリアでも生産量が多くなっているようですが、それらのワインは選択酵母や清澄剤を使用した『非ナチュラル』な物が大半で、消費者を欺くワインだとマヌエルは言います。マヌエルは今後このメトド・クラッキをベースにしたメトド・クラシコ・ナトゥラーレの計画も考えているそうです